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本の方紹介㉘武井誠さん

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。本日のブログを担当します、企画班の川口千佳です。

ついにヒューマンライブラリー当日まで残り1週間を切りました!ゼミ生一同準備に追われる毎日です。

本日私が紹介する本の方はコーダ(CODA)の武井誠さんです。

コーダ、英語でCODAはChildren of Deaf Adultsの頭文字で、つまりろうの両親を持つ聴の子どものことです。本人は聴者なのにどうして”マイノリティ”の本として呼ばれているの?と思う方もいるかもしれませんが、コーダはろう親の元で育つので多くの場合第一言語が口頭言語ではなく手話になります。また、最近では状況も変わりつつありますが、幼い頃より両親のために通訳をするコーダも少なくありません。武井さんも幼い頃からお母様の通訳をするために一緒に銀行などへ行っていたそうです。

武井さんは”三足のわらじ”を履いている方で、手話通訳士、日本手話講師、そして手話バンド「こころおと」のリーダーとして活躍されています。手話バンドって何?耳が聞こえなくても音楽を楽しめるの?と疑問に思った方!ぜひ武井さんのお話を聞きにいらしてください。

実は私は1年生の時に読者としてヒューマンライブラリーに参加し、武井さんを本としてお借りしました。武井さんのお話は、幼い頃のコーダとしての経験や、手話についての考えの変化、手話バンドを結成したきっかけなど盛りだくさんで、すごく楽しかったのを覚えています。自分が横田ゼミに入室でき、今度は主催者側で武井さんとまたお会いできることがとても嬉しいです。今年はミニ講演会にも参加して頂く予定ですので、より多くの方に武井さんのお話を聞いて頂きたいです。

さらに、この場を借りて当日企画の宣伝もさせて頂きます!今年は、手話学習中のゼミ生(私です笑)による手話体験コーナーと手話・ろう文化の紹介コーナーもご用意しました。武井さんのお話を聞いて手話に興味を持った方、以前から興味があったけどなかなか勉強する機会がなかった...という方、手話って何?という初心者さんも、どんな方でも楽しんで頂けるコーナーを目指しましたので、ぜひ当日はキャンパスの6階まで足を運んでみてください。

いよいよ1週間後に迫ったヒューマンライブラリー。あなたの人生(セカイ)を変えるかもしれない”本”たちにぜひ会いに来てください!


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