本の方紹介⑰小林春彦さん

みなさんこんにちは！早くもこの本の方紹介も17冊目です！今年度ご参加いただく本の方は34人なのでちょうど折り返し地点となりました。ヒューマンライブラリー当日まであと18日となり、ゼミ生たちはみんな忙しくしている今日この頃。

今回担当させていただくのは、ゼミ一のおしゃべり（らしい）、小林史佳です。

さあ、本日ご紹介するのは小林春彦さんです！（同じ小林ですが、親戚ではありませんよ？）春彦さんはこの横田ゼミのヒューマンライブラリーに初回から参加してくださっている大ベテラン！私のことを「ふみかっちょ」と呼んでくださる関西弁のとってもフレンドリーな方ですよ～！

春彦さんは18歳の時に脳梗塞で倒れ、それによって身体障害とともに高次脳機能障害という障害を負いました。この障害は人によって症状が様々なのですが、春彦さんの場合、相貌失認や、視野の左半分が見えないこと、などが挙げられます。普段は白杖と白手袋を使用されているのですが、それらがなければ何か障害を抱えているようには見えません。

春彦さんは「18歳のビッグバン」という本を出版されており、この本から春彦さんの半生を窺い知ることができます。私は実際にお会いする前にこの本を読んだのですが、外見に障害が表れていないからこその苦労があることを知り、考えるべきところがたくさんありました。ご自身が病気になったり、ご友人をJR福知山線の事故で亡くしたり、それでも春彦さんの知性や努力や根性で乗り越えてきた姿にすごく感銘を受けました。

春彦さんは講演会をここ3年で100回以上行なったそうです！そのほかにもインディーズとしてデビューしiTunesから楽曲配信をしたり、雑誌の読者モデルをしたり、ライターとしてウェブニュースを書いていたり多方面でご活躍なさっています！LINEブログで認定公式ブロガーとして日々ブログを投稿されているのでそちらもぜひチェックしてみてくださいね！

チャップリンの言葉にこんな言葉があります。

「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」

春彦さんの半生はまさにこの言葉にぴったりだと私は思います。

そんな春彦さんの今年度のタイトルは「脳の内部がインスタ映えしない件。」というトレンド感たっぷりのものです！これまでの春彦さんの人生を余すところなくお話ししてくれるはず。

11月26日、小林春彦さんとぜひお話してみませんか？？お待ちしております！！